クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2016年【No.5】雨に泣かされる!(九州宮崎編)

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。
第5回目のご報告です。

 

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AM 8:40、気温:25℃、天気:晴れ時々曇り

 

薄曇りの中、採集地に着くと大粒の野イチゴを発見!
あまりの大きくキレイな野イチゴに感動させられました。

 

言うまでもなく数粒堪能させて頂いて、さぁ採集開始です。

 

 IMGP8633

ハルニレの樹皮裏にヒラタクワガタ♂を発見。

 

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取り出してみると、小型のヒラタクワガタ♂30mm程。

 

 

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こちらのクヌギの木では、樹皮の隙間から出るわずかな樹液を舐めるコクワガタ♂を発見。

 

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上記画像を拡大撮影してみました。ほとんど樹液は出ていないように見えるのですが、コクワガタは懸命にお食事中です。

 

上のコクワガタを撮影してたら、木の裏側で何か落ちました。

 

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拾い上げてみると、別のコクワガタの♂。

私の気配に感じて木から落ちたのでしょう。
とてもキレイな♂です。

 

 

ふと足元を見ると、

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ノコギリクワガタ♂大歯型の頭部死骸を見つけました。

おそらく昨年度にお亡くなりになったノコギリ♂でしょう。

今年はまだノコギリクワガタ♂を見ていません。
発生が遅れているのか、それとも私がたまたま出逢っていないだけなのか・・・。

 

気分よく採集していると、

IMGP4362

突然の大雨。

採集を始めてまだ20分位しか経過していませんが、かなり大粒の雨が落ちて来ました。

 

・・・・・約1時間程車の中で雨が弱くなるのを待ちましたが、雨は更に激しくなり、止む気配はなさそうです。

 

こうなっては虫も隠れてしまいますし、木を蹴っても落ちてくる雨粒の音で虫が落ちる音も掻き消されてしまい発見は難しくなります。

ミヤマクワガタやノコギリクワガタなど、主に木の樹上にいるクワガタは雨に負けまいとがっちりと枝をつかんだり、枝の隙間や葉陰にかくれたり等の行動をするので、採集はより困難になりがちです。

採集初めの頃は、時折晴れ間も見えていたのに・・・。
山の天気は変わりやすいというのは本当ですね。

 

自然の流れには逆らえません。
残念ながら今回の採集はここで終了としました。

 

 

今回の採集結果は

 

コクワガタ♂2頭
ヒラタクワガタ♂1頭

合計3頭

 

という結果でした。

 

 

 

第5回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたのでしょうか?

今回は突然の雨のせいでわずか20分位しか採集出来ず、残念な結果になりました。

しかしこれも野外採集。甘んじて現実を受け止め、また次回に期待したいと思います。

※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

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2016年6月9日

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